雑念とアルバム進捗状況(2016/06月録)

 ある一つの例から、すべての事物に対して一面的に結論を下してしまうことほど、愚かで、自らの無知を吐き出すものはないと思っていたのだが(例えば、洋楽を聴いて「やっぱ日本の音楽ってクソだよな」と脂下がって言うような)、ひょんなことから出会った衒学的先輩は、そのようなことをまるで得意げになって語るわけでもなく、いかにも真面目な顔をして話すものだから、もしかしたら自分の見解の方が井蛙的であったのかと恥じてしまうほどであった。あるいは究極的に洋楽至上主義的外国産中毒者のどちらかであり、それはとりもなおさず井蛙的であるが、これは一概にいえない。音楽の趣味はいささか合う気もするし、合わぬ気もするが、少なくとも同じ方向のベクトルであることはいえるのかもしれない。、


 現在は2つ目の自主制作盤に着手しているのだが、なかなか上手く行かないどころか、完成の理想像と現在のろどんな状況の齟齬に、制作における根本的な指標が覆されそうな気がしてもはや瀕死状態にある。
制作初期の段階ではどれも一分にも満たないようなグラインドコア並の短さであったが、やはり一般的にはそれなりの長さはあったほうがよいだろうと考え、蛇足に蛇足を加えて引き伸ばしていくという弥縫策を重ねるが、無論そうたやすく上手にできるものではなく、曲作りはしばし難航。
マスロックのデジタル的アプローチというのが曲作りを始めたときからの当初の目的であったが、その場しのぎが重なり、気がつけば既存の2つのアクションとの間隙にどのようにして適当なリズムを当てはめていくのかといった、いわゆる「未知のコード感(とリズム)」の探求という、まるであるバンドのキャッチコピーかよと思われる里標へといつのまにかすり替わっていた。


 しかし気分転換に始めたジャケットデザインは、あまりに面白いものだであったために、ともすればユニクロカスタマイズでTシャツを発注しかねないところまで夢中になってしまった。撮影した写真のトレースや、画像編集ソフトのもてあそびが主であったが、数年前に辞めた絵の練習(顔しか描けない)もなぜだかいそいそと再開し始めた。
 今回の自主制作は来月の8月中をめどに完成させたいと思っている。ともすれば表裏のジャケットのデザインのためにCDをいくばくかプレスしかねないが、学生の財布では最小ロットでさえもあまりにもハイリスクな金額なために、それは無理だろうが、おそらく今年中には最小ロットでプレスできるのではないかと不明瞭ながら思われる。

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