Nojikas – 解体 Disintegrations



1 附室
2 京都鬱景 
3 沈潜と浮錨 
4 地下室の青春 
5 とうとうたらり 
6 間歇するモスキート [EADGBE capo=1]
7 疫苗
8 解体 
9 レコードプレーヤー 
10 しんくうのなか – telephone RMX

曲名に日本語を含む場合、楽曲をダウンロードする際に、ファイルの損失や文字化けが生じる可能性があるため、曲名は日本語名に英語名の表記を加えた形にしました。

 アートワークはもともと情報量多めのグロッキーなものであったが(前半の2曲のイメージや色調などがドンピシャで重なる感じであった)、最後の最後できわめてシンプルな幾何学的なデザインのものに変更した。インパクトには大きく欠けるが、万人受けという点では大きく勝っているだろう。また、このような幾何学的デザインはいわゆる数学系な音楽に対して好んで用いられるような一種のステレオタイプ的なデザインであることから、ある非常に限られた人々にとっては確信的な要素として捉えられかねないのだが、いざ蓋を開けてみれば、そのような数学的要素はほとんど皆無に等しいようなパワー系ギターポップであることにいささかの裏切りを与えられるのではないかというささやかなな狙いもなくはない。とはいえ、そもそもダウンロードされるという見込みはほとほと皆無であるから、アルバムの価格設定は無料にした。冒頭の通り曲名には英語名を加えておいたから、ともすればこののようなへんてこな一隅に迷い込んでしまいかねない世界中の音楽に乾いた耳ざとい人々のためにも、バリアフリーに接してもらえることだろう。とはいえ、英訳は合っているかわからないので不安ではある。また、bandcampのアルバムのタグ付けもかなり意識高いバンドふうになってしまった。


“マスロックのデジタル的アプローチ”というのがnojikasの最初の指標および一つ目のEPのコンセプトのようなものであったが、このような数学的な音楽と向きあえばむきあうほど、そして作れば作るほどマスロックというものがきわめて難解な所業であると痛切に感じ始め、そもそも難解なリズム音楽をつくり出せるほどの技量とリズム的感覚を持ち合わせていないのではないかという疑いさえ持ちはじめたあげく、Nojikasはその存在の余白を得るために『実験的ロック音楽プロジェクト』などと自称し、その結果、“マスロックのデジタル的アプローチ”という当初の目的は、いつのまにか“未知のコード感とリズム”というような指標にまで変態していたのである。それもそのはずであり、アルバムを通して拍子はほとんど4/4、たまに5/4がはいるだけの変拍子とはまるで言い難いものであるから、密やかにマスロックのタグ付けしていることに後ろめたさを感ぜざるを得ない。まだまだ改善点もいくばくか見られる。次回作はもっとちゃんとしたのを作ろうと思う。

前作

https://kyohshitsunoichigoo.wordpress.com/2016/03/29/nojikas-buried-alpha%E2%80%8B-%E2%80%8Becho-system-underneath-in-your-mind/

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